うしこlog
公開: 2016/04/09

ライフログをとれるSWR12のレビュー

今回の内容

 ライフログをとれるウェアラブルバンドSWR12を3週間ほど使用したので、そのレビューを書きます。

ライフログをとれるウェアラブルバンド

 ライフログは、その人の歩いた距離や歩数、心拍数や脈拍、体温、睡眠時間などの生活のログです。昔はその用途にあったデバイス(歩数なら万歩計)を使用していましたが、現在では1つのデバイスでより多くの種類のログをとることができます。中でも、腕につけるバンド型のウェアラブルデバイスであるウェアラブルバンドが普及してきており、そのバンドを用いてライフログをとることができます。バンドの他には、apple watchのように時計型のウェアラブルデバイスもあります。ライフログをとることで自身の健康に気を使うことができるのでヘルスケアの向上に役立つでしょう。ただし、まだ体温を測るには体温計を使用するのが主流であり、心拍数は脈拍から推定することが多いようです。

 ライフログを見るには、各メーカが公開している専用のスマートフォンアプリを使用します。アプリの見やすさや使いやすさも、選ぶポイントとなります。

 ライフログをとれるウェアラブルバンドの種類としては、Fitbit,Jawbone,Garmin等、数々の種類があります。

ウェアラブルバンド
ウェアラブルバンド

 私は購入する際に以下のポイントを重視してウェアラブルバンドを選び、SonyのSmartBand2 SWR12が私の希望に一番近かったため購入を決めました。JawboneのUP2かUP3でもよかったかな、とは思いましたがバンドが外れやすいとのレビューがあったので、こちらは購入を断念しました。

私が購入する際のポイント

  • 液晶なしでシンプルであること
  • 起きやすいタイミングで目覚ましをしてくれること
  • スマホからの通知機能があること
  • スマホの音楽を操作できること
smartband2 SWR12
SmartBand2 SWR12

SmartBand2 SWR12の使い方とレビュー

SmartBand2の使い方

 SmartBand2は、sony製のウェアラブルバンドです。アプリはAndroidとiOSに対応しています。私はiPhone使いなので、iOS版のアプリである「Smartband2 SWR12」を使用しました。 アプリで見られるライフログは、AndroidとiOS版でだいぶ違っており、iOS版の方が圧倒的に少なく、脈拍、歩数、消費カロリー、睡眠時間のみです。 iOS版も、Android版と同じ機能を提供してほしいですね。

 箱を開けると、本体とバンド、充電用のUSB変換ケーブル(micro-B)、説明書等が入っています。充電用のアダプタは付属されていないので、スマホ充電用のアダプタ等を使用します。
まずは、Smartband2を使用する前に、SmartBand2の充電端子とケーブルを繋げて、スマホ充電用のアダプタで充電します。SmartBand2本体のLEDが、赤またはオレンジから、緑に変わったら充電完了です。

SmartBand2と付属品
SmartBand2と付属品
SmartBand2の充電端子
SmartBand2の充電端子

 次に、iPhoneにアプリをインストールします。アプリは無料です。AppStoreを立ち上げて、検索窓に「swr 12」と入力すると、「smartband2 swr12」と予測がでてきますので、それをタップして検索します。入手を押すとインストールされます。

SmartBand2アプリ
SmartBand2アプリ

 続いてSmartBand2をアップデートします。10分もかからなかったような気がしますが、覚えていません。スマホとSmartBand2をペアリングする作業もあるので、アプリの画面に従ってペアリングして下さい。

アップデート
アップデート

SmartBand2のレビュー

 SmartBand2を3週間ほど使ったのですが、SmartBand2のメリット、デメリットを書きます。

メリット

  • いいタイミングで、バイブで起こしてくれること
  • 付けたままお風呂に入っても大丈夫なこと
  • スマホからの通知(メール,Line,電話等)をバイブとLEDで教えてくれること
  • スマホの音楽を操作できること(再生、停止、前の曲、次の曲のみ)
  • バンド型で液晶がなくシンプルなこと

デメリット

  • Android版と比べてiOS版の機能が少なすぎ!
  • 睡眠時間がうまくとれない時が結構ある(目覚まし機能を有効にしないといけないのかな?条件がよくわからん)
  • 常時心拍を測るモードにすると10時間くらいしか持たない(10分に1回だと2日間、測らなければ5日間)

 メリットとしてはリストに挙げた通りです。中でも、お風呂に入れることがうれしいです。ウェアラブルだから外す作業はしたくないですからね。スマホからの通知機能も役に立ちます。iPhoneの通知と連動しているので、iPhoneで通知OFFにしているものについては通知されないので煩わしくないです。

 デメリットとして特記すべきことは、何度も書いておりますがAndroid版と比べてiOS版の機能が少なく、見づらいことです。画面を横にしないと詳細を見られない項目もあります。メインはXperiaで、iPhoneへの対応はオマケ程度なんですかね。また、睡眠時間のログも取れない(5,6時間寝てるのに0時間になっている)こともあります。こうなってしまう原因は、よくわかりませんがAM3時以降に寝ても記録しないとか、目覚ましアラームをオフにしていると記録しないとか、そういう仕様になっているのでしょうか。それとも寝相が悪く、よく動いてしまっているのかもしれません。いずれにしろ、よく分かりません。 睡眠については、もう1点あり、浅い眠りと深い眠りの割合は分かるのですが、時間ごとの割合とか詳しいことは分からないようです(ひょっとしたらiOS版だけ分からないのかもしれない)。

 その他、気が付いたことは、Yシャツを着るときに本体が少し分厚いので引っかかるときがあります。分厚いのですが、本体は軽くすっきりとしたデザインなので付け心地は良いです。バンドもはずれにくく、フリーサイズです。

 以上、レビューでした。購入の際の参考になれば幸いです。